2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

恋の季節

ラピュタ阿佐ヶ谷にて「恋の季節」を観る。 歌謡曲黄金時代1960sというプログラムの最終週に滑り込みました。 映画で会える大好きなピンキー! 大学生の頃いっときピンキーとキラーズにはまっていて、 私はいつだって振り付きで踊っていたものでした。 長身…

駒沢給水塔

またもや冷えがやって来て、手指をじんじんさせています。 寒くとも晴れてさえいればお散歩日和なわけで、本日は駒沢へゆきます。 いつかいつかと夢みてきた駒沢給水塔を眺めにやってきたのでした。 桜上水で下車して細長い通りを歩いてゆくと、 ソユーズ発…

マシュマロの弾力性

冬にしっくりと合う珈琲のプチケーキです。 珈琲入りのタルト生地を焼き、 同じく珈琲とリキュール入りのホイップを飾りました。 部屋中に芳ばしい香りが漂って気持ちがとろーり弛むようです。 並行して拵えていた金柑のシロップ煮とも好相性でした。 クリー…

日没

水族館は相模湾に面しているので、 2階の南側はさながらパラダイス・ビューでありました。 いるかのショウよりもずっと魅力的で長い間眺めていました。 レンブラント光線の下を天使が通る。 水面を滑る船は光と影の網目模様を辿って進んだのでしょう。 見る…

新江ノ島水族館

よく晴れて空気がぬるんだ日曜日、江ノ島まで電車でごとごと出かけました。 ちびっ子たちで大賑わいの新江ノ島水族館にさっそく私も潜入します。 相模湾を切り取った大水槽は圧倒でした。 エイは海の中を泳ぐ大風呂敷のようです。 顔じゃないとわかっていて…

豊田道倫×ヤマジカズヒデ live

豊田さんの歌は裏表のないそのままの魂のようなものを感じる。 決して歌が上手というわけではないのだけど、 有無を言わさず人の心にどしんとぶつかり、 大きな振動を与えるような力のある歌です。 「チーズバーガー、コカコーラ」という曲が私は好きでした…

本と切手と

1日の時間の中で読書に充てられる割合が大きくなればなるほど、 じんわり幸せな気持ちになります。 しかし、仕事の疲れでもって家に帰るとバタンQが多いのです。 新聞すら時間をかけて読むことがままならず、これはとてもストレスです。 お休みの前の夜など…

出発ー6人のアーティストによる旅

この展示は新進作家の発掘ということでしたが、 残念ながら私にはぴんと来ませんでした。 旅というテーマでの企画が広域過ぎて散逸な印象を受けました。 私の単なる旅疲れなら良いけれど、 各作家の作風を際立たせるつもりが逆効果になってしまっているので…

躍動するイメージ。

石田尚志という人は映像をみたのは初めてでした。 有機的な線を主体とした描画をこま撮りして動画にするという方法は、 小さい頃から好きだったクレイ・アニメを思い出します。 この人独特の蛇のようにちらちら広がりゆく線画が、 不穏でもあり頼もしくもあ…

木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン

写真美術館開催3展を1日で見て廻るという強硬手段、 久しぶりでした。 まずは一番体力を使いそうなものから挑もうと、 木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン 東洋と西洋のまなざし展。 結論から言うと、とても素晴らしかったです。 現実の諸相をそれ…

森がもりもり

やれ、待ちに待った春が来た! と思わせる陽気と日差しで嬉しい目覚めです。 武蔵小金井からバスでどんどこ南下して府中の森公園へゆきました。 たっぷりとある地面を背の高い木が縁取り、それはよい場所でした。 公園内の起伏で丘のようだったり谷のようだ…

鉄橋に夜が引っかかる

府中の森公園を出た後は、東へほてほて歩いてゆきました。 でも本当はこんなはずではなかったのです。 公園を楽しんだら同じ敷地内のプラネタリウムで銀河鉄道の夜の上映を見よう! と考えていたのですが、私は何をはき違えたのか、 誤って府中郷土の森では…

シベールの日曜日Live

この日のシベールを見て、 音楽ってなぜこんなに気持ちがいいんだろうと思いました。 何が無くなっても音楽さえあれば生きていけるような。 冷静になると馬鹿みたいだけど、その瞬間は心からそう思いました。 耳が痛いくらいの爆音でこそ本領発揮するバンド…

柚の子は湯の子

柚子がひとつ、 冷蔵庫の中でさみしそうにしていたので、ゆずあんぱんを作りました。 しろ餡に柚子の皮と果汁をたっぷりと練りこんだものがゆずあんです。 はちきれる寸前まで詰めて焼いたら、 薄皮あんぱんを凌ぐ重量感でずっしりのみっちりです。 冬なので…

オリオンの展望

1月10日付けの朝日新聞に 気になる記事がありました。 オリオン座1等星のベテルギウスで、 超新星爆発へ向かう兆候が 観測されているとのこと。 図鑑やプラネタリウムでしか見たことのない超新星爆発がどんな現象なのか、 もしや自分が生きているうちに体感…

医学と芸術展

森博嗣の本を読んでいて思うことがあります。 多くの場合、感情がそれとして機能していないということ。 かつて読んだ本の中では感じたことがないくらい静謐で、 温度という温度が削ぎ落とされている印象を持ちます。 以前は好きではなかったのだけれど、こ…

井の頭動物園

いつの間にか帰ってくる場所は東京の方になってしまった。 久しぶりにドアを開け、 白いワンルームのよそよそしい匂いに、 こんな狭い空間で生活をしていたのだったかと ぎょっとすることもあります。 実家から戻るとしばらくはその窮屈なのが我慢できず、 …

足跡を追えば

新年のご挨拶に親戚の家へ車でごとごと出かけました。 まわりが田んぼで囲まれているために、すこんと抜けるように空が遠く感じます。 出迎えてくれた炬燵でぬくぬくのおじいちゃんは、 また一回り小さくなったような気がしました。 いつまでも元気でいて欲…

這えよ青二才

次の朝、雪だるまはこうなりました。 黒豆が並んでいた口元はなくなって、 頭の頂に乗っていた蜜柑は、 カラスに啄ばまれて落っこちています。 なんとも寂しげな表情になりましたが、形が残っていて良かったです。 もう一つの弟が作った雪だるまはお辞儀のポ…

明けました2010

あけましておめでとうございます。 今年も実りある素敵な一年になりますように。 本年はインプットとアウトプットのバランスを 心がけようと思います。 楽しいことにもりもり挑戦して、 目の前の道をモーゼのように開いてゆきたいです。 きれいなものをきれ…