明けました2010

あけましておめでとうございます。
今年も実りある素敵な一年になりますように。
本年はインプットとアウトプットのバランスを
心がけようと思います。
楽しいことにもりもり挑戦して、
目の前の道をモーゼのように開いてゆきたいです。
きれいなものをきれいと思うこと、路上に落ちる煌きに気付くかどうか。
私はそんな人間でありたいなとずっと思っています。
それは全てすこやかという平地の基に成り立つことと思います。

すこやかはお日さまの光から★
元旦、目が覚めると太陽はもうずいぶん上へ登っていました。
夜のうちに雪化粧した地上に乱反射して、眩しいくらいにきらきら光っています。
冷たい空気が鼻をきーんといわせて、
年の始まりは、冬だからきゅっと締まるんだなと思います。

家族揃って新年の挨拶をして、
お雑煮とおせちとちょっぴりのお屠蘇を頂きました。
その日他にしたことといえば、雪かきと雪だるまつくりでした。
日が暮れてまで雪遊びに没頭して、それはそれは楽しかったです。
「もう暗いしご飯だから帰ってきなさーい」って母親が呼びに来たり、
まるで小学生に戻ったかのようでした。
しかし、その「ご飯」は私が作ったのであったが。
雪ってこんなに冷たかったっけと思う。
固めても意外と柔らかくて優しい感じがする。
雪は、冬に暖かい気持ちになる空からの不思議な便りです。

数年前、しなやかに愛らしくなれたらと思っていました。
今更ながら、若気の至りの厚顔無恥に頭をぽかりと一発やりたいです。
これは筑摩書房のシリーズ選書から拝借した言葉でしたが、
あえてそれを脳の片隅から引きずり出してみて、
今年は、すこやかに愛らしくがいいかなと少し自嘲的に考えたりしています。
一つ補足しておくと「愛らしく」は決して容姿のことではありません。
それではこしらえた雪だるまよろしく手も足も出ません…。

来年も家族揃ってこうして穏やかに元旦を迎えられますように。
今年よ、どうぞよろしくお願いします。