2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

小石川植物園

道しるべという名の木に導かれて小石川植物園へゆきました。 梅の盛りには梅を、桜の盛りには桜を、目いっぱい堪能したい。 今日咲いていた花も明日には落ちるかもしれませんから、 毎日が贈りものと思って過ごせたらいいな。 東京大学総合研究博物館に隣接…

リリア-4-ever

ユーロスペース、トーキョーノーザンライツフィルムフェスティバル最終日。 ルーカス・ムーディソン監督の「リリア-4-ever」を見にゆく。 私はこの映画を見て2、3日は食欲がなく、まともに寝ることも出来なかった。 剣山を飲み込んだように体の内側がギザギ…

Perefect Moment

いつぞや閉館間際にすべり込んだ東京オペラシティアートギャラリーにて。 曽根裕展「Perefect Moment」を見て来ました。 現在メゾンエルメスにも出展されていますが、大理石の彫刻シリーズが良かったです。 樹氷のようで美しかった木漏れ日を体現した作品な…

馬橋稲荷

天気がすっきりした晴れだったので自転車で馬橋稲荷神社へ行ってみました。 ちょうど高円寺と阿佐ヶ谷の間に現れる、小さくはない神社です。 この辺りは張り巡らされた細かい路地に区切られて方向感覚が狂いそうになります。 鮮やかな朱色が美しい一の鳥居、…

包む

小学生の頃大好きだった福音館書店の月刊「たくさんのふしぎ」に、 「草と木で包む」という本があって私はそれをとても気に入っていました。 表紙に出ている卵を藁で包む卵つとや、笠を二つ折りにしたような鯛の包みなど、 なんてきれいで楽しいんだろうと見…

花・太陽・雨ときどき雪

沈丁花が芽吹いて、梅の花を見に出かけて、2月も半ば。 もう私は「そこをゆくのはお春じゃないか」と声をかける心づもりでいたのに、 今になって雪がどっさり降るとは夢にも思わなかったのです。 年末年始に実家で雪の毎日を送ったので、 もはやありがたみよ…

上田風子展

「Lucid Dr e a m」という美しい名前の個展でした。 よく行っている文化村ギャラリーでの開催でしたが、 私がこれを知ったのは知らぬ外国人のタンブラー上ででした。 好きな画風の絵が載っていると思いよく見ると上田さんの絵でした。 日本画の硬質な筆致も…

楳図かずお恐怖マンガ展 楳恐

うちの母は楳図かずおが嫌いで、 理由は恐いものが嫌いなのと楳図先生自体が気持ち悪いかららしい。 対する子供の私は恐いものが好きで、 ロックでパンクで圧倒的なあの人柄もかっこいいと思っている。 この展示は、懐中電灯を持ちきもだめしのように巡ると…

おさびし山、梅ヶ丘

ほんのり寒さが弛んで来たので春の息吹を見つけに出かけました。 京王線に乗ってどんぶらこと進み、初めて降り立つ梅ヶ丘は実に静かなところでした。 くねくね細い道とゆるやかな傾斜というのが沿線の特徴で、 方向音痴の私はもれなく不安に駆られますが何と…