清野とおる原画展

東京都北区赤羽(5)(GAコミックススペシャル)
マン・レイからがらりと雰囲気が変わり、
清野とおる原画展の話です。
紀伊国屋ショウウインドウを見てまわりました。
清野さんは私の大好きな漫画、
東京都北区赤羽」の作者です。
先日のイベント「マン語り怪奇・幻想漫画編」でもお勧めされていました。
対象が実在する人物ではありますが、
確かにあの本に出てくる人と出来事は現代の怪奇だと思います。
実は、散策好きな私もまだ赤羽には降り立っていなくて、
それというのも清野さんが描く赤羽があまりにもディープすぎるからっ!
いつかは漫画を小脇に抱えて赤羽をじっくり堪能しに行こうと思っています。
ホームレスでありながらまるで巫女のようなアーティスト、
ペイティさんという女性が出てくるのですが、
彼女の逸話の数々には嘘偽りなく感動を覚えます。
清野さんは今この漫画で急上昇中ですが、
私は清野さんが昔やっていた変態的なHPの時代からファンです。
可愛い絵とどろどろの展開をひっそりと楽しみにしていたものでした。


ひとつ心配ごととして、ビルの谷間とはいえ、
あんな自然光に面するところに原画を晒してしまって大丈夫かなあ。