ライセンス輪廻転生ス!

鮫洲・府中・東陽町…どれにしようかなとしばし考えあぐねて、
久しぶりに京急線に乗るのも良いものだと電車でGO、いざ鮫洲です。
ドライバライセンスが少しの費用を伴って生まれ変わる間に、すわ散歩。
東京港から続く勝島運河に沿って土手を歩いてずんずん進みました。
風は冷たいのですが良く晴れていて空気も透き通って外界はきらきらです。
ほんのり潮の香りがすることが嬉しかったので深呼吸をしました。

コンクリートの杭がびっしりと貝に覆われてさながら菰のようでした。
これも一種の冬越えさ、季節の変わり目さ、くしゃみを一つ。
私のカメラが向くのはいつも、人工物を凌駕する自然と規則正しいおかしさ!

運河は運ぶ河、たくさんの生き物たちが明日のために身体を運ぶのです。
子供をつれて一列に泳ぎ、家族と生活を運ぶし、時には男一匹孤独も運ぶ。

運河では、つるんと潜りごはんを胃へ運ぶことも出来る。
稚魚がいるのかと思いきや川底の藻を食べていたもようです。
くちばしから緑色の紐が垂れておりそれを啜っていたのを目撃したのだった。

小型漁船のすいせい号は波に揺られてだわんだわんリズミック停泊中でした。
お隣はネプチューン号、ネーミングセンスいいね、さてそのお隣は…?
確認するには運河にどぼんするしかなかったので諦めました。

謎の三角錐は見事ないかり付き、
色が綺麗でビリジアンの水面とよい対比をなしています。

色とりどりのうきの球もたわわに実って大豊作の運河なのです。
なんだか本当に美味しそうで、プチンともいで食べたくなってきます。
サメズ楽しや未だサメヤラズ。