にっぽん,ろっぽん
本日はお休みの日だったので、六本木へマイケルジャクソンの映画を見に行ったのですが、
長蛇の列に加えてどの回も売り切れていて、がっかりしました。
いよいよ明後日までとのことですが、
果たして私は見られるかどうか危うくなってきました。
ヒルズには毛皮をフサフサさせた立派ななりの人が多いので、
息苦しくなって立ち去りました。
あれは、もしかしたら人のふりをした野獣たちかもしれない。
だって豹とか兎とかシルバーフォックスとか、
けものの匂いがぷんぷんしてたもの。
人間って分からない生き物です。
進化すればするほど環境には弱くなって、
他の動物の皮をはいで自分のものにする始末。
イソップ物語ならとっくに罰が当たってジ・エンドになっているところだ。
だから花粉なんかに負けるひ弱な人体になるのかもしれません。
ミッドタウンのMUJIで素敵なものを買いました。
ひとつは木でできたマグネット、なんと太陽系を模している。
可愛い顔しててもさすが宇宙に浮かぶだけあって磁力はウルトラ級です。
我が部屋の土星と記念写真を撮りました。
ひとつは黒々としたマトリョーシカです。
黒板加工してあるのでチョークで好きなお絵かきが出来るのです。
ああ!本当にこういうものが欲しかった!
黒光りしているので並ぶとものすごく怪しいのです。
これからの生活が楽しくなりそうで嬉しいです。
とりあえず鬼太ちゃんとねずみ男を即興で描きました。
もうひとつは月兎舎の切手です。
文字から察するにロシヤのものだと思われますが、
私は外国の切手なら一等この国のが好きです。
こういう素敵な柄の切手を貼った手紙が国中を、
縦横無尽に飛び回っているのだろうか。
目下、
宇宙を相手になんて大それたことをしているわけではないけれど、
何億光年という単位で進められる学問の一端を少し覗いていると、
すごく自分の気持ちが穏やかになります。
自分なんぞ一瞬で生まれて消えるようなものです。
それでもこうやって足掻いている。
宇宙を考えることは音楽を聴いて良いなって思うことと近いような気がします。