ここ最近の気温の変化といったら日替わりメニューも良いところで、
案の定身体がついてゆけず風邪でダウンの巻。
血眼になって仕事にだけは穴を開けないようにしていますが、
熱で朦朧となって偏執的考えに囚われたり、していて、怖いです。
このたびのテーマ(?)は学校でありました。
桜の時期を挟んでよそよそしくなったクラスの埃くさい空気や、
運動靴に残る砂と渡り廊下のがたついたスノコと、
そこから聴こえる吹奏楽部の練習している音なんかがありありと出てくる。
寝ても覚めても気がつくとそればかり考えていてどっと疲れてしまいます。
高校生活なんて何年前に終えたと思っているのだと自分の脳みそに尋ねたい。
一体、何を掘り返したかったのか不思議です。


考えてみると、
サリンジャーを読んだり高校が舞台の漫画を読んでいたりした数日だったので、
そこが鍵となって何かが開いてしまったようでした。
過ぎ去った日なのに、しかも思い出すだけなのに、
なぜか落ち着かないというかどきどきする匂いが残っているのですね。


食欲がないけれど働いてはいるのでカロリーを消費する一方です。
腰骨のところがごりんごりんに浮き出ていて、
骨格標本を思い浮かべながらなぞってゆくと面白いです。
そして見ているものが極端に小さく思えたり近いものを遠く感じたり、
熱がある時にしか味わえない感覚も新鮮ではあります。


しかし頭の中で学校を作りあげるのも骨で遊ぶことも、もうそろそろいいよ。
熱と吐き気があるのは大変辛いので早く元気になりたいものです。
おんもへの願いをこめて塔写真を並べたてて祈ります。

世田谷区の清掃工場はお空模様。

航空自衛隊基地の給水塔と思われる塔。

同じく航空自衛隊基地のメタリック建物と…煙突?

三鷹上連雀で見つけた色白の塔。