個展あります

一ヶ月後は私の誕生日です。
それよりも大きなことが今年に限っては巻き起こります。
12月に、はじめての個展を開くのです。
ORIONLABOという架空研究社を立ち上げたのです。
茶店の一角を借りるねこの額ほどの催しものですが、
見る方にわくわくして貰えると嬉しいなと思います。
私も作りながら楽しくて楽しくてしかたがない今日この頃。

2009.12.04〜12.17、テーマは宇宙。
科学と胡散臭さを融合させた「研究所月報」や、
福岡まで行った皆既日食(正しくは部分日食でしたが)観測記、
いくつかのコラージュなど、視覚で宇宙と繋がれることうけあい。
世界天文年に合わせて夢と未来のORION LABOがお届けする
冬のいんちき学会発表です。
場所はR座読書館という素敵なお店です。
詳しくはまた御案内いたします。


そうなのです。
実は皆既日食のあの夏の日、
私は福岡の能古島という小さな島にて観測していたのでした。
皆既ではなかったけれど、
糸のように細く細くなった太陽を見て感動で涙が出ました。
ぴかぴかの快晴だったお昼の時間に、
にわかに薄暗くなってあたりも静まり返ったあの幻想的な雰囲気は、
今でもありありと思い出すことができます。
しばらく何も手につかなかったほど私にとって今年の最大の体験でした。
それを軸にして、ここまで膨らませていくことが出来ました。


昨年は乙女美学校の1年生としてたくさん学んだ年でした。
悩んだ結果2年生に進級しなかったのは、
吸収ではなくて創作の一年にしたいと思ったからでした。
それがどういう形になるかは自分自身全然想像もしていませんでしたが、
やっぱり私の大好きな宇宙をテーマにひとつやってみようと思うに到りました。

何分初めてなもので稚拙ではありますが、
お時間ありましたらぜひ遊びに来てくださいね。
心からお待ちしております。